2008年3月27日木曜日

川崎区準倫理法人会 第179回MS報告



今回は 栃木県はが野倫理法人会 会長 鈴木健夫氏をお招きし 「障害者雇用が会社を強くする」のテーマでご講和頂きました。

役員朝礼 7アクト斉唱

握手の挨拶 はい皆さん向き合って

笑顔でお早うございます

夢限りなく斉唱

朝の挨拶 荻原事務長

進行 岩倉会員

17ヶ条斉唱

会長挨拶:頼経会長 10年ぶりに大学の同窓会に出席した。参加は15名、皆それぞれの人生を歩んだ顔をしている。未だ現役は自分を含め3人しか居なかった。元気に働けることに感謝。                                                           
新聞記事に高校生からの一文が載っていた。「最近の企業の不祥事の多さにトップに立つ人間に倫理や夢はあるのか?リーダーとなるべき人間は初心を忘れず常に謙虚に生きるべきでは無いのだろうか。…今の社会の堕落ぶりを反面教師とし自分は立派な人間になるため謙虚に努力をしリーダとしての資質を磨いてゆきます。」  高校生にこんな思いをさせる今の我々が築いた社会は我々で良くしなければならない。謙虚に若者から学ぶ心を持ちましょう。

会員スピーチ:庄村幹事                                  今日は知り合いの方が多くいらして頂きうれしいです。
最近は4月の展示会の作品制作を寝る間も惜しんで没頭してます。今日も徹夜でした。
                           (そういえば目が真っ赤。無理しないでね)
                     4/26~5/11 新横浜カリモク家具ショールームで押し花展をやりますので皆様ぜひおいでください。

対外的に会社の良し悪しは時価総額などの数字で見える部分でしか評価されない。                                                               
業績を上げる為だけの経営をするとリストラ、不正など正しい道にそぐわないやり方で結果を求める為、失業者の増加、自殺、企業の不祥事等最近の社会は異常な状態になっている。
15年前の社内は荒んだ状況だったが、鍵山先生の掃除の会に参加するようになってから状況は落ち着いてきた。


当社は紙袋や包装紙の製造を行っており、時にお客様からクレームを受ける事もあるが真摯に受け止め改善、改良を重ね同じクレームは二度と起きないようにしている。                
                                    スーパーで買い物をする時、皆さんは日付の新しいものを選んで買っていませんか?
よく考えてみてください。皆さんがその様な買い方をしたらスーパーには日付の古い商品が売れ残ってしまい廃棄という大きな無駄になってしまいます。自分の家の冷蔵庫にある牛乳を賞費期限が切れているからと直ぐに捨てますか?まず匂いを嗅いで、味をみて大丈夫かどうか判断しませんか?                         
社会の無駄を無くそうと行動するなら、まず日付の古いものから率先して買いましょう。                                          人は温かい心を持って生まれてくるが生きていく中でだんだん自分の都合の良いように考え一杯言い訳をしながらその心を閉ざしている。

障害者を採用する時、知的障害など先天的な障害の人は避けていた。事故などで後天的に障害を負った人であれば社会経験があり、それなりのスキルがあれば仕事ができると考えていた。                                      
しかし、当社への就職を強く希望する脳性マヒの女性の方がいた。
3か月の試用期間をもって判断する条件で来てもらったが、仕事を教えても手が不自由な為、カードを輪ゴムで束ねる簡単な作業もできない。教える方が無理だと別の仕事を教えようとしたが彼女は諦めなかった。その日はできなかったが、毎日家でも会社でも何とかできる方法はないかと努力と工夫を続けた結果、2週間目に健常者と同じ速さでできるようになった。
                                この時、健常者の方が目先の効率に囚われて、すぐに結論を出そうとした事が大きな間違いあると気付いた。障害者は出来ないという思い込み。可能性を認めない意識。                                                     
諦めなければ必ずできる。出来ないのではない、出来るまで続けないだけである。この人から可能性を信じて続けることの大切さを教えてもらった。
        いかに思い込みで生きているかを深く理解した社員たちは、聴覚障害者に対しても大きな声で挨拶を続けた。そうしたら声を出して挨拶を返してくれるようになった。                                              自分から率先して心を開けば自然と皆が心を開いてくれ、お互いを気遣える環境が整ってきた。

人のことより自分が大事

生きていく中で少しずつ自分の都合の良いように考えるようになっている

昨年、倫理の朝礼大会に障害者選抜チームとして出場して特別賞の栄誉を授かり。
自分たちが認められた事に自信を深め、仕事も今まで以上に情熱をもって取り組むようになり、社員の意識が大きく向上しました。人は皆輝ける場を持てば変わる事をここでも教えられました。

記念品贈呈:庄村幹事より直接贈られました

連絡事項:荻原事務長 本朝は19社20名の出席でした

誓いの言葉:朝比奈幹事…画像なし                                                食事の挨拶:天地の恵みと、多くの人々の働きに感謝して、命の本を謹んで頂きます

障害者=社会的弱者ではない。健常者が気付かないもの、健常者が持っていないものを持っている。有って当たり前でない人のほうが生きている事への感謝がより深いと感じた。生かされている事に気付こう。誰も自分の意思で生まれた人は居ないのだから。


2 件のコメント:

  1. 横北の岩谷です。

    毎回、いい感じ、この雰囲気が定着してきたみたいですね。

    「夢かぎりなく」の太田相談役の顔がイキイキしています。

    明日は、いい雰囲気を味あわせていただきに伺います。

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  2. 朝比奈さんごめんね、今回コメントを入れるタイミングが、はずれて今頃になりました。素晴らしいブログができましたね。感動です。ありがとうございます。今、毎週一人でなさっているのですから、完璧でなくていいですよ。情報ですから完全より手抜きでもいいですから速いほうがいいかもしれません。贅沢言ってすいません。私でもできるようでしたら手伝いますので教えてくださいね。気持ちだけ、受け取ってください。

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